2023年03月13日

原発のない社会へ2023びわこ集会開催

原発のない社会へびわこ集会開催

 「原発のない社会へ2023びわこ集会」が震災から12年となるメモリアルデーの3月11日、大津市生涯学習センターと膳所城址公園で行われました。午前は避難者の青田恵子さん布絵展や長浜市での原発再稼働への反対・不安の声調査の結果報告、子ども甲状腺がん裁判の経過と安定ヨウ素剤の話、朗読劇「線量計が鳴る」のDVD上映を行い、各会場一杯の方が参加されました。



 午後はシンガーソングライター・「浪花の巨人」趙博さんのステージがありました。メッセージの力強い曲を披露、演奏の合間には示唆に富んだお話しがあり大きな拍手が響きました。



 集会では実行委員会の畑明郎呼びかけ人が、震災の犠牲者への黙祷を呼びかけ、「福島原発事故を忘れることなく、原発のない社会をつくりあげる決意を新たにしています。これからもがんばりましょう」と挨拶しました。来賓には参議院の嘉田由紀子議員と米原市の平尾道雄市長が登壇し挨拶、多数届いたメッセージから三日月大造滋賀県知事と佐藤健司大津市長の分を紹介しました。
 基調報告を井戸謙一弁護士が行い、原発を取り巻く状況、とりわけ老朽原発や甲状腺がんなど情勢を報告「これからの1年も、それぞれの場で力を尽くしましょう」と締めました。


 「原発ゼロを求める国民世論を高め、原発推進勢力を包囲、孤立させ、自治体とも手を取り合って、老朽原発とすべての原発再稼働を許さず、放射能からびわ湖を守り、私たちと子々孫々の生活を守りぬきましょう」とした集会アピールを実行委員会の井野文呼びかけ人が読み上げ確認されました。

 その後Oh!Me大津テラスまで「老朽原発動かすな」「すべての原発の再稼働反対」「汚染水の海洋放出するな」などコールをしながらデモ行進をしました。参加は500人(主催者発表)でした。


当日パンフレットはこちらからダウンロードください。




  

Posted by 原発のない社会へ・びわこ集会 at 15:37Comments(0)

2023年03月06日

3月11日近づきました。

忘れない フクシマ まもりたい いのちとびわ湖

原発のない社会へ2023びわこ集会


開催日時 2023年3月11日(土)
10時30分開始/15時10分デモ出発
場所 大津市膳所城跡公園、大津市生涯学習センター
参加協力券500円

40年超の老朽原発の運転は、絶対に認めない!
福島第1原発の汚染水を海に流すな!

うた・トーク 趙博(チョウ バク)さん


原発のない社会へ びわこ集会実行委員会 
http://biwakoshukai.shiga-saku.net/
連絡先…080-5713-8629(稲村)/090-8149-1410(山元)
E-mail: info.nonukesbiwako@gmail.com

イラスト…市居みか デザイン・・・畑佐実



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忘れない フクシマ まもりたい いのちとびわ湖
原発のない社会へ 2023 びわこ集会
2023年3月11日(土)

美浜・高浜の老朽原発は、ただちに廃炉にせよ
原発マネー不正還流で腐敗した関電は、原発から撤退せよ

ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー危機を理由に、原子力規制委員会は、原発の運転期間を「原則40年、最長60年」とする現行制度を撤廃する政府方針を踏まえ、60年を超える長期運転を認めようとしています。法定寿命は40年であり、最長60年でも危険なのに、60年超えなど論外であり、このような暴挙を許してはなりません。
政府は2021年4月に約束違反という全漁連の抗議の中、福島第1原発で発生するトリチウム汚染水を海洋放出すると発表し、2023年春頃の実施に向けて、急ピッチで作業を進めています。政府は汚染水を海水で薄めて濃度規制をくぐりぬける一方、総量規制せず、総量でどれだけの放射能を放出するのか示さないという無責任な態度です。
2021年3月、水戸地裁は避難計画の不備を理由に東海第2原発の再稼働を差し止める画期的な判決を下しました。避難計画に実効性がないことは福井の原発群についても同様で、過酷事故が起これば立地自治体のみならず、滋賀を含む広範囲で避難者が難民になることが目に見えています。どの原発も動かすべきではありません。
気候危機という人類共通の危機の裏で、脱炭素を口実に原発の運転延長と新増設がもくろまれていますが、私たちは原発の運転延長も新増設も決して許しません。老朽原発の運転延長を許さず、いのちとびわ湖をおびやかす原発を一日も早くなくし、原発のない社会に向かって共に進みましょう。

美浜・高浜の老朽原発の運転延長は認めない
高浜・大飯・美浜原発の稼働を停止せよ
関電原発マネー不正還流事件の徹底追及
福島原発汚染水を海洋放出するな
3・11子ども甲状腺がん裁判を支援しよう
原発事故被災者のふるさとを返せ
エネルギー危機や脱炭素を原発推進に利用するな
原発の新増設を許すな
原発ゼロ基本法を成立させよう
すべての原発を再稼働するな、廃炉にせよ
趙博(チョウ バク)さん(写真)
1956年、大阪西成にてこの国に出現。"浪花の歌う巨人・パギやん"の愛称で知られる歌手・役者・作家。絵本『グーチョキパーの歌』(絵・長谷川義史)、CD『創作浪曲/医師・中村哲』(三味線・沢村豊子)、DVD『声体文藝館・砂の器』(ピアノ演奏・板橋文夫)など多数。

10:30 ◆展示、説明会、講演会、DVD上映(生涯学習センター学習室、視聴覚室)

13:00 ●趙博さんトーク&ライブ
14:00 ●集会スタート
●主催者あいさつ
    ●連帯あいさつ(メッセージ)
     ・嘉田由紀子参議院議員
     ・平尾道雄米原市長
●基調報告(井戸謙一弁護士)
    ●避難者から(予定)
    ●集会アピール提案
    ●閉会挨拶
15:10 デモ出発

生涯学習センター(10:30~12:00)
●長浜市の戸別訪問で聴いた原発再稼働への反対・不安の声(201号室)
●子ども甲状腺がん裁判と安定ヨウ素剤の話
 井戸謙一弁護士・福田章典医師(301,302会議室)
●青田恵子さん布絵展(303会議室)
●DVD上映 中村敦夫朗読劇「線量計が鳴る 元・原発技師のモノローグ(104分)」(視聴覚室)

原発のない社会へ 2023 びわこ集会呼びかけ人(順不同)
峯本敦子(さいなら原発・びわこネットワーク)
畑明郎(福井原発訴訟を支える会)
福田章典(福井原発訴訟を支える会)
野坂昭生(さいなら原発・びわこネットワーク)
井野文(ネットワークあすのわ・避難計画を考える滋賀の会)




  

Posted by 原発のない社会へ・びわこ集会 at 10:53Comments(0)