2024年04月12日
原発のない社会へ2024びわこ集会開催
3月9日、大津市生涯学習センターと膳所城跡公園を会場に「原発のない社会へびわこ集会」が開催されました。この取り組みは原発のない社会を求める幅広い団体・個人が集まり実行委員会を結成、2013年から毎年欠かさず3月11日に近い日程で開催してきました。
生涯学習センターでは
生涯学習センターでは原発事故によって暮らしを破壊された姿を描いた避難者の青田恵子さんによる布絵展や、「原子力政策の破綻の象徴─汚染水と廃棄物」と題した末田一秀さん講演会、「高レベル放射性廃棄物地層処分は本当に可能か」のDVD上映が行われ、いずれも予想を上回る多数の参加でした。
津軽三味線 蝦名宇摩さんステージ
午後からは膳所城跡公園ステージで津軽三味線奏者の蝦名宇摩さんのステージでした。
この日時折雪も混じる風が強く寒い日でしたが、ご自身も原発事故による避難者で、原発事故のあった2011年に住んでいた街から離れるときもおなじような風景だったと語られたのが印象的でした。原発について、また生い立ちなどの深いお話とともに卓越した演奏と歌をお子さんたちの太鼓やお囃子、三味線と届けられました。
集会開催
開会では実行委員会の畑明郎・呼びかけ人が挨拶。東日本大震災と福島原発事故の犠牲者に黙とうをささげてから情勢について語り、「原発のない社会をつくりあげる決意を新たにがんばろう」と結びました。
来賓として、米原市長の平尾道雄さんが登壇、力強い挨拶をされました。
集会に届いたメッセージの紹介がされました。
○届いたメッセージ○
◆さよなら原発福井県集会in ふくい参加者一同様
◆バイバイ原発3・9 きょうと実行委員会様
◆滋賀県保険医協会様
◆日本キリスト教団 滋賀地区議長 平山正道様
◆滋賀県知事 三日月大造様
◆大津市長 佐藤健司様(パンフレット掲載なし)
基調報告・井戸謙一弁護士
続いて井戸謙一弁護士が基調報告をされました。能登半島地震の教訓、原発の現況、被ばく問題について触れ、「天災は忘れた頃にやってきます。原発事故は、だまされた時にやってくるのです。2024年能登半島地震は、自然からの私たちに対する警告と受け止めるべきです。これを機に、もう一度福島原発事故当時のことをリアルに思い出し、今でも苦しんでいる被災者の皆さんに心を寄せ、原発のない社会を目指しましょう」と結びました。
集会の最後に「原発ゼロを求める国民世論を高め、原発推進勢力を包囲、孤立させ、自治体とも手を取り合って、老朽原発とすべての原発の再稼働を許さず、放射能からびわ湖を守り、私たちと子々孫々の生活を守りぬきましょう」としたアピールを実行委員会の井野文呼びかけ人が読み上げ満場の拍手で確認しました。
デモ行進
Oh!Me大津テラスまでデモ行進を行いました。「地震大国に原発はいらない」「すべての原発の再稼働をするな」とコールしました。とりわけ関電前では「美浜・高浜の老朽原発はただちに廃炉にせよ」「関電に原発を動かす資格はないぞ」など声を強めました。
寒い日でしたが、500人の参加で力強く開催しました。
この集会の模様は下記のURLから映像で見ることが出来ます。
https://www.youtube.com/@nonukesbiwako
生涯学習センターでは
生涯学習センターでは原発事故によって暮らしを破壊された姿を描いた避難者の青田恵子さんによる布絵展や、「原子力政策の破綻の象徴─汚染水と廃棄物」と題した末田一秀さん講演会、「高レベル放射性廃棄物地層処分は本当に可能か」のDVD上映が行われ、いずれも予想を上回る多数の参加でした。
津軽三味線 蝦名宇摩さんステージ
午後からは膳所城跡公園ステージで津軽三味線奏者の蝦名宇摩さんのステージでした。
この日時折雪も混じる風が強く寒い日でしたが、ご自身も原発事故による避難者で、原発事故のあった2011年に住んでいた街から離れるときもおなじような風景だったと語られたのが印象的でした。原発について、また生い立ちなどの深いお話とともに卓越した演奏と歌をお子さんたちの太鼓やお囃子、三味線と届けられました。
集会開催
開会では実行委員会の畑明郎・呼びかけ人が挨拶。東日本大震災と福島原発事故の犠牲者に黙とうをささげてから情勢について語り、「原発のない社会をつくりあげる決意を新たにがんばろう」と結びました。
来賓として、米原市長の平尾道雄さんが登壇、力強い挨拶をされました。
集会に届いたメッセージの紹介がされました。
○届いたメッセージ○
◆さよなら原発福井県集会in ふくい参加者一同様
◆バイバイ原発3・9 きょうと実行委員会様
◆滋賀県保険医協会様
◆日本キリスト教団 滋賀地区議長 平山正道様
◆滋賀県知事 三日月大造様
◆大津市長 佐藤健司様(パンフレット掲載なし)
基調報告・井戸謙一弁護士
続いて井戸謙一弁護士が基調報告をされました。能登半島地震の教訓、原発の現況、被ばく問題について触れ、「天災は忘れた頃にやってきます。原発事故は、だまされた時にやってくるのです。2024年能登半島地震は、自然からの私たちに対する警告と受け止めるべきです。これを機に、もう一度福島原発事故当時のことをリアルに思い出し、今でも苦しんでいる被災者の皆さんに心を寄せ、原発のない社会を目指しましょう」と結びました。
集会の最後に「原発ゼロを求める国民世論を高め、原発推進勢力を包囲、孤立させ、自治体とも手を取り合って、老朽原発とすべての原発の再稼働を許さず、放射能からびわ湖を守り、私たちと子々孫々の生活を守りぬきましょう」としたアピールを実行委員会の井野文呼びかけ人が読み上げ満場の拍手で確認しました。
デモ行進
Oh!Me大津テラスまでデモ行進を行いました。「地震大国に原発はいらない」「すべての原発の再稼働をするな」とコールしました。とりわけ関電前では「美浜・高浜の老朽原発はただちに廃炉にせよ」「関電に原発を動かす資格はないぞ」など声を強めました。
寒い日でしたが、500人の参加で力強く開催しました。
この集会の模様は下記のURLから映像で見ることが出来ます。
https://www.youtube.com/@nonukesbiwako
Posted by 原発のない社会へ・びわこ集会 at 11:59│Comments(0)